4.8 コマースネットの活動
4.8.1 概要
コマースネット(以下、CN)の情報アクセスポートフォリオ(http://www.commerce.net/services/portfolios/iap/index.html)では、
インターネット上の商品カタログの相互運用の実現を目指し、技術・ビジネス双方を対象に活動を行っている(約100社が加入)。
4.8.2 活動状況
以下のようなサブプロジェクトを設置し、活動を行っている。なお、成果物は現在のところポートフォリオメンバ限定での公開となっている。
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XML Catalog & DTDs プロジェクト
活動内容:XMLカタログ(XMLで記述したカタログ)デモの作成(特定分野におけるカタログ用のDTDとインスタンスの作成)
状況:97年9月に完了
備考:ポートフォリオメンバの啓蒙が目的
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Product Comparison Directories プロジェクト
活動内容:XMLカタログを利用したビジネスモデルの調査研究報告書作成
状況:調査仕様書作成済み
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XML iMarketsプロジェクト
活動内容:複数ベンダの商品情報を消費者が検索可能とするデモシステムの開発
状況:活動中
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Catalog Interoperability プロジェクト
活動内容:電子カタログの相互流通性に関する要求条件をまとめる
状況:ドラフトを97年9月に作成。現在、更新版を作成中。
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XML/EDI タスクフォース
活動内容:XMLのEDIへの応用を検討
状況:検討中。成果報告時期は未定
なお、コマースネットの日本における提携団体であるコマースネットジャパン
(http://www.commercenet.or.jp/)においても、
98年1月にXML EC応用プロジェクトが設立され、同様の活動を開始している。
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