標準情報(TR)    TR X 0077:2003


Xフォーム1.0

XForms 1.0



序文

この標準情報(TR)は,2002年8月にWorld Wide Web Consortium(W3C)から公表された XForms 1.0原案を翻訳し,技術的内容を変更することなく作成した標準情報(TR)である。1.までについては,原規定を全文翻訳し,2.以降については,それぞれ原規定の同項目の内容を引用するものとした。


0. 適用範囲

Xフォームは,ウェブ用の次世代のフォーム(Forms)を表現するXML応用とする。従来のXHTMLフォームを三つの部分,Xフォームモデル,インスタンスデータ及び利用者インタフェースに分けることによって,それは,内容から表示を分離し,再利用を可能にし,強い型付けを与える。その結果,サーバへの(アクセスの)往復の回数を減らすと共に,装置非依存性を提供し, スクリプト化の必要性を減らす。

Xフォームは,独立した文書型ではなく,XHTML, SVGなどの他のマーク付け言語に統合されることを意図している。


1. 概要

1.1 背景

フォームは,ウェブの重要な部分であって,対話型ウェブ応用を可能にするための主要な手段であり続けている。ウェブ応用及び電子商取引による解決は,より豊富な対話を行うより優れたウェブフォームに関する要求を活性化した。Xフォームは,この要求に対する回答であり,(Xフォームプロセサを用いる)人と, もう一人の人, 通常は遠隔のエージェントとの間のオンライン対話のための新しいプラットフォーム非依存のマーク付け言語を提供する。Xフォームは,HTMLフォームの後継者であり,HTMLフォームから学んだ教えからの恩恵を得ている。

Xフォームについてのより多くの背景情報は,http://www.w3.org/MarkUp/Forms/において見ることができる。

1.2 規定の読み方

この規定は,各種の読者,特に,Xフォームの作成者及びXフォームの実装者を念頭において書かれている。この規定は,作成者に対しては,効率的で魅力的でアクセス可能な文書を書くために必要な道具を,Xフォームの実装の詳細を彼らに必要以上にさらすことなく,提供するものと期待される。しかし,実装者は,Xフォーム適合プロセサを作成するのに必要なすべてを見出すことが望ましい。この規定は,様々なXフォーム構成要素の技術的な詳細を規定する前に,Xフォームの一般的な説明から記述していく。

この規定は,様々な表示形態を用いることを考慮して書かれた。(それらの形態の間で)矛盾がある場合には,オンラインの電子版を,信頼できる版とみなす。

この規定は,RFC 2119に従って,用語遣い,"してもよい(may)","しなければならない(must)"及び"することが望ましい(should)"を採用する。

1.3 規定の編集方法

この規定は,次の章から構成される。

1.及び2.

Xフォームの導入。導入は,設計原則を概説し,Xフォームについての簡潔な手引きを含む。

3.以降

Xフォームの参照マニュアル。この参照マニュアルの大部分は,Xフォームの規定から成る。これは,Xフォームを定義し,Xフォームプロセサが適合性を主張するために様々な構成要素をどのように解釈しなければならないかを定義する。

附属書

附属書は,XMLスキーマで記述されるXフォームの規定,参照情報,及び他の有用な情報を含む。

1.4 文書化の規約

この標準情報(TR)を通して,次の名前空間接頭辞及び対応する名前空間識別子が使用される。

xforms: Xフォーム名前空間 3.1 Xフォーム名前空間
html: XHTML名前空間 [XHTML 1.0]
xsd: XMLスキーマ名前空間 [XML Schema part 1]
xsi: インスタンス名前空間のためのXMLスキーマ [XML Schema part 1]
ev: XMLイベント名前空間 [XML Events]
my: 任意の利用者定義の名前空間

これは,(規定ではなく)単なる規約に過ぎない。実際には,どんな名前空間接頭辞を使用してもよい。

この標準情報(TR)において技術内容を表示するために,次の組み体裁の規約を使用する。

次の方法で,正式な用語を定義する。[定義: ほとんどの用語は,13. 定義の中にある。] 用語へのリンクは,必要な箇所で,特に強調されてもよい。

Xフォーム内における様々な要素のXML表現は,XHTMLのモジュール化[XHTML Modularization]における抽象モジュールの構文を用いて表示される。

例は,組み体裁的に目立たせてある。

例: 項目例
Example Item

外部文書への参照は,次のとおりとする。この標準情報(TR)の参照箇所へのリンクをもつ[参照の例]

参照の例
参照 - [参照の例]からリンクされている。

次の植字規約は,参考の注釈に使用される。

備考:

読者に対する親切な説明又は忠告。

編集上の備考: 編集上の備考名  
編集上の注釈であって,最終的な出版を意図しない。

課題(実装課題例):

課題名

勧告案の段階で, 実装者からの入力が必要な特定の課題。

決定:

記録されない。


2. Xフォームへの導入

XForms 1.0の 2. Introduction to XForms による。


3. 文書構造

XForms 1.0の 3. Document Structure による。


4. 処理モデル

XForms 1.0の 4. Processing Model による。


5. データ型

XForms 1.0の 5. Datatypes による。


6. モデル項目特性

XForms 1.0の 6. Model Item Properties による。


7. XフォームにおけるXPath式

XForms 1.0の 7. XPath Expressions in XForms による。


8. フォーム制御

XForms 1.0の 8. Form Controls による。


9. Xフォーム利用者インタフェース

XForms 1.0の 9. XForms User Interface による。


10. Xフォーム動作

XForms 1.0の 10. XForms Actions による。


11. 提出

XForms 1.0の 11. Submit による。

12. 適合性

XForms 1.0の 12. Conformance による。


13. 定義

XForms 1.0の 13. Glossary of Terms による。


附属書A Xフォームのためのスキーマ

XForms 1.0の Appendix A. Schema for XForms による。


附属書B 文献

XForms 1.0の Appendix B. References による。


附属書C プライバシの配慮

XForms 1.0の Appendix C. Privacy Considerations による。


附属書D 再計算列アルゴリズム

XForms 1.0の Appendix D. Recalculation Sequence Algorithm による。


附属書E 入力モード

XForms 1.0の Appendix E. Input Modes による。


附属書F Xフォーム及びスタイル付け

XForms 1.0の Appendix F. XForms and Styling (Non-Normative) による。


附属書G 完全なXフォームの例

XForms 1.0の Appendix G. Complete XForms Examples (Non-Normative) による。


附属書H 変更履歴

XForms 1.0の Appendix H. Changelog (Non-Normative) による。


附属書I 貢献者

XForms 1.0の Appendix I. Acknowledgments (Non-Normative) による。


附属書J 原規定作成の備考

XForms 1.0の Appendix J. Production Notes (Non-Normative) による。



附属書1 XForms 1.0