標準情報(TR)  TR X 0017:2002


       インタネット印刷プロトコル 1.1: 符号化及びトランスポート



まえがき



この標準情報(TR)の原規定は, インタネットコミュニティのインタネット標準手続きプロトコルを規定し, 改良のための議論及び提案を求める。 標準化の状態及びこのプロトコルの状態については, インタネット公式プロトコル規定(STD 1)の現在の版を参照してもらいたい。 この規定の配布については, 制約はない。

原規定に関する著作権はすべてInternet Society (2000)に帰属する(附属書D参照)。

この標準情報(TR)の原規定は,インタネット印刷プロトコル(IPP)の全体を示す規定群の一つである。 IPPは応用層プロトコルであって,インタネットツール及びインタネット技術を用いた分散印刷のために利用できる。 このプロトコルは,文書印刷応用(DPA)規格[ISO/IEC 10175]が導入した印刷モデルの影響を強く受けている。

この規定は, IPP操作及びIPP属性を"application/ipp"と呼ぶ新しいインタネットMIMEメディア型に符号化する規則を定義する。

この規定は, 内容型が"application/ipp"である, HTTPメッセージボディ上のトランスポート規則を定義する。この規定は, IPPプリンタとジョブとを識別する"ipp"とよぶ新方式を定義する。

IPP規定群は, 次の規定から成る。



この標準情報(TR)には,次に示す附属書及び解説がある。解説は,IETFの原規定には含まれていない。