この標準情報(TR)は, 2000年5月にISO/IECから発行されたUser's Guide to ISO/IEC 15445:2000 HyperText Markup Language (HTML)を翻訳し,技術的内容を変更することなく作成した標準情報(TR)である。
JIS X 4156:2000(ISO/IEC 15445:2000)が規定する言語(これをISO-HTMLとも呼ぶ。)は,ISO 8879(JIS X 4151) SGML(標準一般化マーク付け言語)のアプリケーションであって,ハイパテキスト文書を構成し,一つの文書中に他の文書を指し示す参照をおく簡単な方法を提供する。この参照は"リンク"と呼ばれるが,簡単な"クリック"によって他の文書を呼び出し,それを文書読者に表示するといった方法で,文書読者に示される。文書読者は,一つの文書から他の文書に移動するという印象をもつ。この簡単な利用者インタフェースは広く受け入れ,その結果,World Wide Web,すなわち"ウェブ"は,非常に普及した。
狂乱的なまでの発展において,成熟したSGML世界の規律及び良き実践の多くが失われ, ブラウザ開発者は,そのマーク付け言語に,新しいタグ及びタグに対する新しいセマンティクスといった追加機能を加えた。その結果,限られた数のブラウザだけで正しくレンダリング可能な多くの文書が作成された。一般的なウェブ実行は,ブラウザが検出する構文上の問題を隠すものだが,その場合,ブラウズされたページが元の編集された文書に必ずしも忠実ではないことを読者は気がつかないことになる。
JIS X 4156は,文書作成者が,ウェブ用の簡単なハイパテキストを生成でき,適合ブラウザがその文書を忠実にレンダリング可能と確信し続けることを確実にする努力のもとに開発された。JIS X 4156は,適合するブラウザ,編集システム及び妥当性検証システムのすべてがサポートする言語のコアを示す。
JIS X 4156が規定する言語は, HTML 4.0規定正誤票によって修正されたHTML 4.0のためのW3C勧告(TR X 0033:2000)を洗練したものであって,その勧告の利用に関する追加規定を与える。
備考 この標準情報(TR)全体にわたって,HTML 4.0のためのW3C勧告を参照する時は,HTML 4.0規定正誤票で挙げられている修正を適用することとする。
JIS X 4156に適合するすべての文書は,HTML 4.0のためのW3C勧告にも適合する。ISO-HTMLは,その言語の非推奨機能,すなわち,純粋にスタイルを整える役割をもつ機能,及び未だ安定度又は完成度に欠ける機能をすべて省いている。これは,スタイルシートの期待される広範囲の採用の準備において,文書作成者及びブラウザ製造者によってなされてきたことである。文書要素及び他の主要要素のマーク付け省略といったオプション機能の中には,認知されている良きSGMLの実践を保った,より頑健なテキストを生成するために除去された。これによって,言語の表現能力が低下することはない。
JIS X 4156の適合性の規定は,適合システムと妥当性検証システムとを区別する。適合システムは,適合文書を処理する際に正しく振る舞うが,エラーを扱うことは要求されない。妥当性検証システムには,SGMLエラー及びISO-HTMLエラーのすべてを識別することが要求され,文書が妥当なISO-HTMLであることを証明できなければならない。商用ブラウザは通常は適合システムだが,文書作成ツールは妥当性をチェックする。
備考 適合システムは,ISO-HTML文書の妥当性を検証するには十分でない。そこで,妥当性検証システムが要求される。
JIS X 4156は,利用者エージェントのためのエラーの取扱いを定義しない。JIS X 4156は,リンク先のエラーの取扱いではなくリンク元の妥当性検証を強調する。
最小ISO-HTML文書は,次の形式となる。
<!DOCTYPE HTML PUBLIC "ISO 15445:2000//DTD HTML//EN"> <HTML> <HEAD> <TITLE>Les unité de base</TITLE>
... other head elements ...
</HEAD> <BODY>
... document body ...
</BODY> </HTML>
この標準情報(TR)では,実用上の正式な要件ではないが,大文字で要素及び属性の名前を表現することとする。
世界的規模でのマーク付け言語の使用をサポートするために,RFC 2070においてIETFが規定した国際化機能が,国際規格ISO-HTMLに含められている。RFC 2070への完全な準拠は,少しずつ行われるものと認識されており,適合性の箇条では,ISO/IEC 10646の使用への段階的な準拠を認めている。
この標準情報(TR)の利用を容易にするために,しばしばHTML 4.0のためのW3C勧告を参照する。これは,W3Cの電子的なソースへのハイパリンクと,スタイル[W3C 12.3]での規定の印刷物への項目番号による参照との,二つの形式で行う。
参考 JIS及び標準情報(TR)には,正式な電子版は存在しないので,ハイパリンクには参考として原規定又は作業原案へのリンクを提示した。
World Wide Web Consortium(W3Cとも示す。)は,XML(TR X 0008:1999)のアプリケーションとしてHTML4.0のためのW3C勧告を再構成し,XHTMLTMの勧告(TR X 0037:2001)の開発を行っている。Wireless Application Protocol Forumは,処理能力に限界のあるモバイル装置での使用に適した無線マーク付け言語(Wireless Markup Language,WML)の規定を開発した。WMLは,HTML4.0のためのW3C勧告の部分集合を扱うとともに,無線特有の新しい要素を用いて拡張し,変数,スクリプト言語及びスクリプト言語ライブラリを追加している。
JIS X 4156の原規格及びこの標準情報(TR)の原文書は,ISO 8879(JIS X 4151-1992は, ISO 8879:1986及びISO 8879/Amd.1:1988の内容に, 技術的追加及び編集上の変更を加えている。)に基づく技術を用いて準備された。そのソースファイルは,この標準情報(TR)で規定されるPre-HTML DTDを用いてマーク付けされ,"文書準備"の箇条で示される技術を用いてJIS X 4156の適合インスタンスに変換された。
この標準情報(TR)がレンダリングされるスタイルは,W3CのCSS2(TR X 0032:2000)のスタイルシートによって定義されている。
JIS X 4156(ISO/IEC 15445)の適用範囲は,ISO-HTMLによって洗練されたHTML 4.0のためのW3C勧告の次の箇条の一覧によって示される。
<BIG> [W3C 15.2.1],
<SMALL>) [W3C 15.2.1],
<STRIKE> [W3C 15.2.1],
<S>) [W3C 15.2.1] 及び
<U> [W3C 15.2.1] 要素[型]を除く。]
適用範囲で列挙されていないHTML 4.0のためのW3C勧告の幾つかの項目は,適用範囲外とする。言語ISO-HTMLで使用されることが多いモデル,サービス,システム,プロトコル又はアプリケーションの規定をも適用範囲外とする。ISO-HTMLは,幾つかの適合する生成物の"見た目(look and feel)"を定義しないし,HTML 4.0のためのW3C勧告に精通している読者が,要件に関して直感的な思い付きを得るのに十分なだけのセマンティクスを提供している。
JIS X 4156は,妥当性検証システムと適合システムとの間に非常に重要な差異を設けている。
妥当性検証システムとは,処理中の文書が正しいHTMLを含むことを検証できるシステムのこととする。文書が正しい場合は妥当性検証器はそれを保証し, 正しくない場合にはエラーを識別する。妥当性検証の概念は, World Wide Web上では現在のところ明確に定義されておらず, 多くの文書作成者は,彼らが書いたページを検査するために彼らのブラウザを使用してもよいと,次のような誤った仮定をしている。
私は,自分のブラウザを用いてそれを試み,動作した。
これは,非常によくある間違いであって,多くのエラー及び正しく表示されないページの原因となっている。
ISO-HTMLは,基礎となっているSGML言語を最大限に利用しているので,妥当性検証器はSGML構文解析系を必須とすることを強く主張している。適合システムは,処理している文書がISO-HTMLに適合していると既に妥当性検証されている場合に正しく動作することを約束するだけなので,SGML構文解析系を必須とはしない。
備考 単に"適合している"システムが妥当でない文書に多くのエラーを識別することは可能であって,それらエラーの通知は利用者に価値があるだろうが,すべてのエラーを検知できない場合,そのシステムは,"妥当性検証"システムではない。
適合文書となるためには,JIS X 4156の要件に適合し,次のとおりの並びの構造をもつことが要求される。
空白は,SGML定義文字である,RS(レコード開始),RE(レコード終了),SEPCHAR(タブ),SPACE及びISO-HTMLコメントから構成される。
妥当性検証システムとして分類されるためには,ISO 8879の15.4で定義されるとおりの妥当性検証SGML構文解析系をシステムが含んでいなければならない。すなわち,次を満たさなければならない。
備考 これは,妥当性検証SGML構文解析系が提供できる以上のことを要求する。しかし,SGML構文解析系による妥当性の検証が本質的な最初の段階となる。妥当性検証システムが検知することを要求されるISO-HTMLエラーの幾つかは,SGML構文解析系では検知できず,追加の処理が要求される。
ISO-HTMLは,妥当性検証システムに対して,システムを明らかに妥当性検証システムであると識別するテキストの表示を要求する。JIS X 4156は,出版物の前面部分,プログラム表示(恐らくすべてのページではなく導入のページ),並びに宣伝用及び訓練用の資料に, そのテキストが目立つように表示されることを要求する。その識別テキストは,システムのドキュメンテーションで使用したのと同じ言語で記述されるのが望ましい。
備考 ISOもIECも,証明証サービスを提供しないし,妥当性検証システム又は適合システムを識別するためのマーク(icon)も提供しない。ISO及びIECのマークには著作権があり,これらの組織の許可なしに使用することはできない。JIS X 4156は,識別テキストを使用する許可を与えるが,マークの使用は許可しない。
ISO-HTML妥当性検証システム識別テキストは,次の英文とする。
An HTML validating system conforming to International Standard ISO/IEC 15445 - HyperText Markup Language, and International Standard ISO 8879 - Standard Generalized Markup Language (SGML).
適合ISO-HTMLシステムとは,すべての適合ISO-HTML文書を処理できるISO-HTMLシステムのこととする。
備考 JIS X 4156は,非適合文書のエラーの取扱い又は処理について何も示さない。高品質なウェブアプリケーションでは,発行前にすべての文書を適合しているかどうか妥当性検証し,適合文書を正しい結果を得るために適合利用者エージェントに送ることを基本理念とする。
JIS X 4156は,妥当性検証システムとほとんど同じ方法で適合システムのドキュメンテーションを規定する。違いは,識別するテキストが次の英文となることだけとする。
An HTML system conforming to International Standard ISO/IEC 15445 - HyperText Markup Language.
適合システムをISO-HTML文書の妥当性を検証するために使用してもよいということを,ドキュメンテーションが主張も提案もしないことが重要である。
訳者注 この節の訳は,予備知識がなく,自信なし。意味の分からないことが多い。明らかな誤訳,てにをは,以外は手を入れていない。
JIS X 4156とともに提供されるSGML宣言は,ISO/IEC 10646 Universal Multiple-Octet Coded Character Set (UCS)の使用を要求する。ISO/IEC 10646は潜在的に非常に大きな文字集合を規定でき,DESCSETキーワード[8879 13.1.1.2]によって識別される記述文字集合部分は文字集合全体を必要とするが,JIS X 4156は,あらゆる利用者エージェントにおいてすべて実装されていることは要求しない。JIS X 4156が定義するとおりのISO/IEC 10646への制限された適合性だけが実際に使用される。
備考
文書のために使用してもよい文字集合に制限がないので,SGML宣言のDESCSET記述文字集合部分の最後の行における大きな数値は,妥当性検証システム及び適合システムにおける利用者エージェント及びそれらの構文解析系の要件とするのがよい。
制限された適合性とは,次の意味とする。
備考 JIS X 4156は,問題を説明する方法を示していない。これは,完全に実装者の決定に任されている。JIS X 4156は,行われるかもしれない折衝のことも,HTTPプロトコルの操作のことも示していない。
ISO-10646-UTF-1としてIANAによって登録されているUTF-1変換形式は,ISO/IEC 10646から削除されており,使用しないほうがよい,とJIS X 4156は警告している。
備考 HTML 4.0のためのW3C勧告の初期の規定は,ISO/IEC 10646の最新版を自動的に参照してはいなかった。その結果として,16進数の位置20AC(10進数の8364)をもつユーロ(Euro)記号などの最近定義された文字は,当初利用できなかった。W3Cは,この状況に対し解決するように努力している。必要となる修正は,HTML 4.0規定正誤票に掲示されることになっている。
JIS X 4156は,HTML 4.0規定正誤票によって修正されたHTML 4.0のためのW3C勧告の箇条を,規定として参照する。JIS X 4156の適用範囲に完全な(箇条の)一覧が与えられている。
備考1 W3C勧告は,正誤票によって修正された現在の版から構成される。W3CのHTML 4.0規定正誤票は,HTML 4.0のためのW3C勧告に対する規定としての修正とする。正誤票の幾つか又はすべては,現在の版に含まれているかもしれないが,JIS X 4156が参照する規定は,すべての正誤票を含んだものとする。
備考2 ISO/IEC及びJISの規格においては,引用規格は,参照されたテキストのすべての規定項目を参照元テキストに含める効果がある。標準情報(TR)及びW3C勧告それ自体は引用規定を含むが,その効果は"規定の総取込み"を意味しないと,暗示されている。標準情報(TR)及びW3Cの引用規定は,適切な実践を定義しているISO/IECの参考的な参照に精神的により近いように思われるので,それら引用規定をそのように取り扱うことが望ましい。
JIS X 4156は,他のSGMLアプリケーションのために基本アーキテクチャとして使用できるという要件をISO-HTMLが満足できるものとする技術を提供するISO/IEC 10744 HyTime(JIS X 4155)も規格として参照する。
SGMLの定義のすべては,ISO-HTMLに組み込まれる。JIS X 4156は,"ブラウザ"及び"利用者エージェント"といった多くのよく知られた用語の定義も提供し,RFC 1866で与えられる,文字,文字符号化方式,文字レパートリ,符号位置,符号化文字集合,フォームデータ集合及び素片識別子の定義を再び与えている。CRLFの定義は,RFC 1521から引用される。
文字の表現に関する複数の定義及び技術は,混乱の原因となるかもしれない。関連する考えの幾つかを図1に示す。これは,ISO 8859-1:1987 "8ビット単バイト符号化図形文字集合" 第1部 ラテンアルファベット No.1(ISO 8859-1:1987 "8-bit single-byte coded graphic character sets", Part 1: Latin alphabet No. 1)が定義する文字集合に基づいている。
| (1) 符号位置 | (2) ビットパタン (16進) | (3) 文字名 | (4) ISO Latin 1 実体参照 | (5) 数値文字 参照 | (6) グリフ 0 | 00 | Unused | � |
| 121 | 79 | Small letter y | y | y
| 122 | 7A | Small letter z | z | z
| 123 | 7B | Left curly bracket | { | {
| |
| 199 | C7 | Capital letter C | with cedilla Ç | Ç | Ç
| 200 | C8 | Capital letter E | with grave accent È | È | È
| 201 | C9 | Capital letter E | with acute accent É | É | É
| |
| 255 | FF | Small letter y | with diaeresis ÿ | ÿ | ÿ
| |
| (1) | SGMLでは"文字番号"と呼ぶ。 |
| (2) | ビットパタンのこの順序列をSGMLでは"符号集合"と呼ぶ。 |
| (3) | この列の文字の集合が文字レパートリを形成する。 |
| (1)→(3) | この関数をRFC 1866では"符号化文字集合"と呼ぶ。 |
| (2)→(3) | この関数をRFC 1866では"文字符号化方式"と呼ぶ。 |
| (2)←(3) | この関数をSGMLでは"文字集合"と呼ぶ。 |
| (2)⇔(3) | この1対1関係をISO 8859-1では"符号化文字集合"と呼ぶ。 |
図1 文字表現の解説
JIS X 4156は,HTML 4.0のためのW3C勧告の読者がよく知っているHTML,HTTP,WWW,URLなどの短縮形の意味を与えている。
JIS X 4156は,ISO-HTMLとSGMLとの間の関係において満たさなければならなかった要件,及びHTML 4.0のためのW3C勧告に適合するブラウザでISO-HTMLを見ることができることの必要性を示している。
基本的な要件は,次のとおりとした。
name属性ではなくid属性を使用するなどの優れたSGMLの実践を奨励する。これによって,SGML構文解析系は,値が一意であることを検査できる。
<FONT> [W3C 15.2.2]などの要素及びBGCOLORなどの属性のすべてを取り除くことによって,内容とスタイルとを分離する実践を強化する。
この標準情報(TR)全体にわたって,参照テキストの印刷物版への参照は,[W3C 12.3]などの短縮されたスタイルで与える。
ISO 8879は,要素型 [8879 11.2.1]とその型のインスタンスである要素 [8879 7.3]とを区別しているが,HTML 4.0のためのW3C勧告は,要素及び要素型の両方に対して,"要素"という用語を使用している。このガイドは,ISOに準じており,HTML4.0のW3C勧告から引用する場合には,欠けている語を必要な場合に [型] などとして角括弧に入れて挿入する。
ISO-HTMLの構文は,JIS X 4156が提供するDTDによって定義されるが,次の要素型のセマンティクスは,HTML 4.0のためのW3C勧告で規定として定義されている。
<ABBR> [W3C 9.2.1] 短縮形
<ACRONYM> [W3C 9.2.1] 頭字語<B> [W3C 15.2.1] 太字文字スタイル<BDO> [W3C 8.2.4] 双方向上書き<BR> [W3C 9.3.2] 行区切り<CAPTION> [W3C 11.2.2] 表題<CITE> [W3C 9.2.1] 引用<CODE> [W3C 9.2.1] プログラムコード<DD> [W3C 10.3] 定義データ<DEL> [W3C 9.4] 削除部<DFN> [W3C 9.2.1] 定義インスタンス<DIV> [W3C 7.5.4] 文書分割<DL> [W3C 10.3] 定義リスト<DT> [W3C 10.3] 定義項目<EM> [W3C 9.2.1] 強調テキスト<FIELDSET> [W3C 17.10] フォーム項目のグループ<FORM> [W3C 17.3] フォーム<HR>) [W3C 15.3] 左右方向のけい(罫)線<I> [W3C 15.2.1] イタリック文字スタイル<INS> [W3C 9.4] 挿入部<KBD> [W3C 9.2.1] キーボード入力<LEGEND> [W3C 17.10] フィールド集合ラベル<LI> [W3C 10.2] リスト項目<META> [W3C 7.4.4] 文書メタ情報<OL> [W3C 10.2] 順序付きリスト<OPTGROUP> [W3C 17.6] 利用者選択のグループ<OPTION> [W3C 17.6] 利用者選択<P> [W3C 9.3.1] 段落<PARAM> [W3C 13.3.2] エージェントインタフェースパラメタ<PRE> [W3C 9.3.4] フォーマット済みテキスト<SAMP> [W3C 9.2.1] 例の出力<SELECT> [W3C 17.6] フォーム選択<SPAN> [W3C 7.5.4] 一般的コンテナ<STRONG> [W3C 9.2.1] 強い強調<SUB> [W3C 9.2.3] 下付き文字スタイル<SUP> [W3C 9.2.3] 上付き文字スタイル<TEXTAREA> [W3C 17.7] 複数行テキストフィールド<TFOOT> [W3C 11.2.3] 表フッタ<THEAD> [W3C 11.2.3] 表ヘッダセル<TITLE> [W3C 7.4.2] 文書タイトル<TT> [W3C 15.2.1] 単一スペース文字スタイル<UL> [W3C 10.2] 順序なしリスト<VAR> [W3C 9.2.1] 一般的変数次の要素型の定義は,JIS X 4156によって再定義される。
<A> [W3C 12.2] ソースアンカ及びターゲットアンカ
<ADDRESS> [W3C 7.5.6] 文書作成者のアドレス<AREA> [W3C 13.6.1] 画像マップ領域<BLOCKQUOTE> [W3C 9.2.2] ブロック引用<BODY> [W3C 7.5.1] 文書本体<BUTTON> [W3C 17.5] 選択可能な入力機構<COL> [W3C 11.2.4] 表列特性<COLGROUP> [W3C 11.2.4] 表列グループ特性<HEAD> [W3C 7.4.1] 文書ヘッダ<HTML> [W3C 7.3] 文書インスタンス<H1> [W3C 7.5.5] 第1位セクション見出し<H2> [W3C 7.5.5] 第2位セクション見出し<H3> [W3C 7.5.5] 第3位セクション見出し<H4> [W3C 7.5.5] 第4位セクション見出し<H5> [W3C 7.5.5] 第5位セクション見出し<H6> [W3C 7.5.5] 第6位セクション見出し<IMG> [W3C 13.2] 行内画像<INPUT> [W3C 17.4] 利用者入力フィールド<LABEL> [W3C 17.9.1] フォームフィールドラベル<LINK> [W3C 12.3] 文書間関係<MAP> [W3C 13.6.1] クライアント側画像マップ<OBJECT> [W3C 13.3] 簡易エージェント<Q> [W3C 9.2.2] 引用<STYLE> [W3C 14.2.3] スタイル指定<TABLE> [W3C 11.2.1] 表<TBODY> [W3C 11.2.3] 表本体<TD> [W3C 11.2.6] 表データセル<TH> [W3C 11.2.6] 表ヘッダセル<TR> [W3C 11.2.5] 表行7.2又は7.1で列挙されていない要素型は,JIS X 4156から排除されている。
HTML 4.0のためのW3C勧告は,JIS X 4156がサポートしていない多くの属性を提供している。それらの属性は,構造ではなく見え方を記述するために使用されたり,又はJISのためにはその機能がまだ不安定又は未熟と考えられるために,削除された。
ALIGN この属性が出現するすべての要素から削除。
ALINK この属性が出現するすべての要素から削除。
ALT <INPUT> [W3C 17.4]から削除。ARCHIVE <OBJECT> [W3C 13.3]から削除。
BACKGROUND <BODY> [W3C 7.5.1]から削除。
BGCOLOR この属性が出現するすべての要素から削除。
BORDER この属性が出現するすべての要素から削除。
CELLPADDING <TABLE> [W3C 11.2.1]から削除。
CELLSPACING <TABLE> [W3C 11.2.1]から削除。
CHAR この属性が出現するすべての要素から削除。
CHAROFF この属性が出現するすべての要素から削除。
CLEAR <BR> [W3C 9.3.2]から削除。
COMPACT この属性が出現するすべての要素から削除。
COORDS <A> [W3C 12.2]から削除。
FRAME <TABLE> [W3C 11.2.1]から削除。
HEIGHT この属性が出現するすべての要素から削除。
HSPACE この属性が出現するすべての要素から削除。
LINK <BODY> [W3C 7.5.1]から削除。
NOSHADE <HR> [W3C 15.3]から削除。
NOWRAP <TD> [W3C 11.2.6] 及び <TH> [W3C 11.2.6]から削除。
ONBLUR この属性が出現するすべての要素から削除。
ONCHANGE この属性が出現するすべての要素から削除。
ONCLICK この属性が出現するすべての要素から削除。
ONDBLCLICK この属性が出現するすべての要素から削除。
ONFOCUS この属性が出現するすべての要素から削除。
ONKEYDOWN この属性が出現するすべての要素から削除。
ONKEYPRESS この属性が出現するすべての要素から削除。
ONKEYUP この属性が出現するすべての要素から削除。
ONLOAD この属性が出現するすべての要素から削除。
ONMOUSEDOWN この属性が出現するすべての要素から削除。
ONMOUSEMOVE この属性が出現するすべての要素から削除。
ONMOUSEOUT この属性が出現するすべての要素から削除。
ONMOUSEOVER この属性が出現するすべての要素から削除。
ONMOUSEUP この属性が出現するすべての要素から削除。
ONRESET この属性が出現するすべての要素から削除。
ONSELECT この属性が出現するすべての要素から削除。
ONSUBMIT この属性が出現するすべての要素から削除。
ONUNLOAD この属性が出現するすべての要素から削除。
RULES <TABLE> [W3C 11.2.1]から削除。
SHAPE <A> [W3C 12.2]から削除。
SIZE <HR> [W3C 15.3]から削除。
SRC <INPUT> [W3C 17.4]から削除。
START <OL> [W3C 10.2]から削除。
STYLE この属性が出現するすべての要素から削除。
TARGET この属性が出現するすべての要素から削除。
TEXT <BODY> [W3C 7.5.1]から削除。
TYPE <LI> [W3C 10.2], <OL> [W3C 10.2] 及び <UL> [W3C 10.2]から削除。
USEMAP <INPUT> [W3C 17.4]から削除。
VALIGN この属性が出現するすべての要素から削除。
VALUE <LI> [W3C 10.2]から削除。
VERSION <HTML> [W3C 7.3]から削除。
VLINK この属性が出現するすべての要素から削除。
VSPACE この属性が出現するすべての要素から削除。
WIDTH この属性が出現するすべての要素から削除。
JIS X 4156の8.は,特定の要素に関連付けられない事柄を示している。
ISO-HTMLテキストが多バイト文字集合のUCS-2又はUCS-4を使って転送される場合,JIS X 4156は,RFC 2070に従い,次を推奨する。
JIS X 4156は,構造に関する二つのクラス,ブロック 要素型及びテキスト 要素型,を定義する。これら二つのクラスは,ISO-HTML DTDにおいて,次の実体によって定義されている。
%block;<BLOCKQUOTE>[W3C 9.2.2],<DIV>[W3C 7.5.4],<DL>[W3C 10.3],<FIELDSET>[W3C 17.10],<FORM>[W3C 17.3],<HR>[W3C 15.3],<OL>[W3C 10.2],<P>[W3C 9.3.1],<PRE>[W3C 9.3.4],<TABLE>[W3C 11.2.1]及び<UL>[W3C 10.2]を含む。
備考
%block;クラスは,HTML 4.0のためのW3C勧告)の%block;パラメタ実体に対応しているが,%heading;要素[型]及び<ADDRESS> [W3C 7.5.6] 要素[型]を排除している。
%text;備考
%text;クラスは,HTML 4.0のためのW3C勧告の%inline;パラメタ実体に対応しているが,%formctrl;要素[型]はもたない。
サブクラスは,次の実体によって定義される。
%physical.styles;<B>[W3C 15.2.1],<I>[W3C 15.2.1],<SUB>[W3C 9.2.3],<SUP>[W3C 9.2.3]及び<TT>[W3C 15.2.1]を含む。
備考
物理スタイルは,HTML 4.0のためのW3C勧告では,%fontstyle;と呼ばれている。ISO-HTMLは,%special;から利用される<SUB>[W3C 9.2.3]及び<SUP>[W3C 9.2.3]を追加し, アルファベット順に並べ替えている。
%logical.styles;<ABBR>[W3C 9.2.1],<ACRONYM>[W3C 9.2.1],<CITE>[W3C 9.2.1],<CODE>[W3C 9.2.1],<DFN>[W3C 9.2.1],<EM>[W3C 9.2.1],<KBD>[W3C 9.2.1],<SAMP>[W3C 9.2.1],<STRONG>[W3C 9.2.1]及び<VAR>[W3C 9.2.1]を含む。
備考
%logical.styles;は,HTML 4.0のためのW3C勧告では%phrase;と呼ばれている。ISO-HTML DTDは,アルファベット順に要素を示している。
%special;<A>[W3C 12.2],<BDO>[W3C 8.2.4],<BR>[W3C 9.3.2],<IMG>[W3C 13.2],<OBJECT>[W3C 13.3],<MAP>[W3C 13.6.1],<Q>[W3C 9.2.2]及び<SPAN>[W3C 7.5.4]を含む。
備考
ISO-HTML特定要素サブクラスは,HTML 4.0のためのW3C勧告の%special;に対応しているが,ISO-HTMLでは物理スタイルと考える<SUB>[W3C 9.2.3]及び<SUP>[W3C 9.2.3]は排除している。これらは,アルファベット順に含まれている。
次においては,ブロック要素とテキスト要素との間に違いが生じる。
詳しくは,HTML 4.0のためのW3C勧告を参照すること。
JIS X 4156が提供するDTDは,次の公式公開識別子[8879 10.2]をもつ。
"ISO/IEC 15445:2000//DTD HyperText Markup Language//EN" "ISO/IEC 15445:2000//DTD HTML//EN"
備考 2番目の公式公開識別子の方が短いが,最初のものと全く同じ意味をもつ。
JIS X 4156が提供するDTDは,通常,次の宣言のうちの一つによって呼び出される。
<!DOCTYPE HTML PUBLIC "ISO/IEC 15445:2000//DTD HyperText Markup Language//EN"> <!DOCTYPE HTML PUBLIC "ISO/IEC 15445:2000//DTD HTML//EN">
JIS X 4156は,形式的に,文書型宣言部分集合[8879 11.1]の使用を排除する。
JIS X 4156による文書型宣言部分集合[8879 11.1]の排除は,適合文書でのパラメタ実体[8879 B.6]の使用を禁止する。その部分集合において宣言されるパラメタ実体は,プログラム言語でマクロが有用なのと同じように文書において有用となる。ISO-HTML文書を準備するときに,パラメタ実体の有効性を活用する方法については,14.に示す。これは,文書型宣言によって呼び出される次のような修正された文書型を必要とする。
<!DOCTYPE Pre-HTML PUBLIC "-//ISO-HTML User's Guide//DTD Preparation of ISO-HTML//EN" [<!ENTITY % Preparation "INCLUDE" >
general entity declarations ...
]>
この修正された文書型は,JIS X 4156の一部ではないが,ISO-HTMLに適合する文書を準備する際に役に立つ。
参考 JIS X 4156の原規定及びこの標準情報(TR)の原文書は,この修正された文書型宣言に基づくソースから準備された。
他のSGMLアプリケーションのための基となる体系としてISO-HTML文書型定義(Document Type Definition。以降,場合によってはDTDとも示す。)を使用するために,次の体系的サポート宣言を使用することが望ましい。
<?IS10744 arch name="html" public-id="ISO/IEC 15445:2000//DTD HyperText Markup Language//EN" dtd-system-id="ftp://ftp.cs.tcd.ie/isohtml/15445.dtd" renamer-att="HTMLnames" doc-elem-form="HTML" >
JIS X 4156は,DTDの中のコメントを規定的テキストの一部とする。"shall"又は"shall not"を使用するコメントは,規定的要件とする。"should"又は"should not"を使用するコメントは,推奨を示すものとし,"recommend"又は"deprecate"を使用するコメントは,JIS X 4156での推奨又は非推奨を示す。
備考 HTML 4.0のためのW3C勧告におけるDTDコメントは,参考だけとなっている。
ISO-HTMLが提供する文書型定義(DTD)[8879 11.1]は,一つのファイル内でグループ化された三つの部分に分割される。第1部(Part 1)は,DTDが要求する実体定義の集合であって,ISO-HTML実体集合を形成する。第2部(Part 2)は,ISO-HTM要素型及びその内容モデルを定義し,第3部(Part 3)は,各要素型に対する属性集合を定義し,付加的な規定的洗練を提供する。
JIS X 4156は,SGML構文解析系に命令を与えるSGML宣言[8879 13]も提供する。
備考 ISO-HTML SGML宣言は,本質的に,HTML 4.0のためのW3C勧告におけるSGML宣言と同じとする。
ISO-HTML DTD及びISO-HTML SGML宣言は,JIS X 4156の公式な部分であって,IETF,W3C(MIT,Inria及びKeio)及びISO/IECが保持する著作権で保護されている。JIS X 4156は,次の著作権表示をすべての複写物に含めることで,複写することを容認する。
Permission to copy in any form is granted for use with validating and conforming systems and applications as defined in ISO/IEC 15445:2000, provided this copyright notice is included with all copies.
参考 この英文の訳を参考として次に示す。
任意の形式での複写は,この著作権表示をすべての複写物に含めることで,ISO/IEC 15445:2000で定義するとおりの,妥当性検証システム,適合システム及びアプリケーションでの使用に対して許可される。
この条項によって,ISO-HTML DTDを含むファイル及びSGML宣言を含むファイルの電子的な複写物の作成が許可される。使用する複写物が本来のもの(pristine)であることを確認すること。複写物は,RFC 1321で規定され,(バイナリではない)テキストファイルのためのGNUmd5sumユティリティで計算される,次の128ビットMD5 Message-Digestアルゴリズム検査合計をもつことが望ましい。
d4b33c05d10a9ac432fa7ba6ece89aa6 15445.dcl a9f85f8ced01bb84b6c8f0e0c9b46e03 15445.dtd
備考 この標準情報(TR)で示すOASIS カタログの素片は,JIS X 4156の一部ではない。それは,GNU一般公開ライセンスの条項の下に無償で複写してよい。
参考 ここで示した検査合計は,あるISO-HTMLページのテキストを自動的に計算した例である。その技術を,14. 文書準備に示す。
JIS X 4156は,文書内容を,読者に表示することを意図したスタイルと分離することがよい文書設計である,という十分に確立された原理に基づいている。これによって,文書を作成したときには予想しなかった方法での文書の再処理が促進され,文書内容所有者の文書への長期に渡る投資が保護される。
JIS X 4156は,スタイルシート言語を規定しないが,この標準情報(TR)では,ISO-HTML文書の作成者が,World Wide Web Consortiumが規定した段階スタイルシート 水準2(TR X 0032:2000)を使用することを推奨する。
JIS X 4156又はこの標準情報(TR)が,例えば,ボタンとして,などの可能な表示を示すときはいつでも,そのスタイル化情報が,要素又は属性のセマンティクスを理解するという点で読者を支援することを意図している。このことは,規定的なスタイル要件を意図するものではない。
SGMLは,二つの続くハイフン群の対の間に出現する次のコメント [8879 10.3]
-- This is a comment --
と,次の形式をもつコメント宣言 [8879 10.3]
<!--comment-- --comment-- --comment-- >とを区別する。
コメントには空白が続いてもよいことに注意すること。次の縮退した場合は,SGMLでは許される。
<!>
初心者が陥りやすい共通の間違いに,装飾の目的でコメントの中に複数のハイフンを置いてしまうことがある。
<!----------------------------------------------------
Joe: have the Whizz-Bang lawyers check this out:
---------------------------------------------------->
この例は,妥当なSGMLではないし,妥当なISO-HTMLでもない。これは,余分なハイフンの個数が4の倍数でないことによる。
妥当性検証システムは,これら妥当ではない例におけるSGMLエラーを発見することが望ましい。(文字の並び,Joe: have the Whizz-Bang lawyers check this out:,は,空白の中に出現させないほうがよい。)この場合,ハイフンの個数を数えるのはともかく,コメント内に--を書かないほうがよい。
JIS X 4156は,ISO-HTML文書におけるすべてのコメントは,コメント宣言[8879 10.3]の中に出現することを要求する。コメント宣言ごとに一つ及びただ一つのコメントが存在しなければならない。次に例を示す。
<!-- This is a single comment
in a comment declaration. -->
この条件の意図は,SGMLを構文解析できず,コメント宣言の以外のコメントを処理できない,広く使われている利用者エージェントの使用を促進することにある。
JIS X 4156は,コメントに空白が続くことを許す。そこで,次のとおりに書くことができる。
<!-- This is a single comment
followed by white space. --
>
ISO-HTMLに含まれ,HTML 4.0のためのW3C勧告が定義する要素[型]に対して,JIS X 4156が行う洗練を13.で述べる。
<A>[W3C 12.2]要素の属性は,次に制限される。
CLASS及びTITLE。
ID。
ID属性で大文字・小文字を区別するかどうかは,ISO-HTMLで用いるSGML宣言のSYNTAX NAMING NAMECASE GENERAL YES[8879 13.4.5]規則によって制御される。YESは,大文字への置換を行なうことを示す。すなわち,ID値の中の小文字は,対応する大文字で置換される。この結果として,ID値では大文字・小文字の区別を行なわないことになる。残念なことに,NAME属性は,IDと同じ目的にも使われてきたが,NAME値では大文字・小文字の区別を行なう。
この明らかな矛盾を解決するために,JIS X 4156は,NAME値及びHREF値とID値との一致を決定する場合には,大文字・小文字の区別を考慮しないことを要求する。NAME値及びHREF値を大文字に変換した後に,比較を行なうことが望ましい。
文書作成者は,用心深いアプローチをとるほうがよい。PiZZaという値とpizzaという値とが一致すると仮定しないこと。一致させる場合には,両方ともPIZZAと書くのがよい。PiZZaとPizzaとが異なるとも仮定しないこと。異なるとする場合には,PIZZA-1及びPIZZA-2としてそれらを書くのがよい。
備考
この適切な助言にも関わらず,JIS X 4156もこの標準情報(TR)も,ターゲットアンカとしてID属性を使わない。これは,HTML 4.0のためのW3C勧告のこの部分に対する適合性が,現時点では広く使われているブラウザによって一貫していないことによる。
DIR及びLANG。
ACCESSKEY及びCHARSET。
HREF。
ID及びNAMEの大文字・小文字の区別に関する矛盾を解決するために,JIS X 4156は,HREF値とNAME値又はID値との一致を決定する場合には,大文字・小文字の区別を行なわないことを要求する。
HREFLANG。
NAME。
どの名前が一致するかを明確にするために,JIS X 4156は,NAME属性値指定は,宣言値がCDATAであるにも拘わらず,NAMEであるものとして処理することを要求する。すなわち,属性値は,トークン化されることが要求される。ここでトークン化とは,実体参照及び文字参照が置き換えられ,実体終了及びレコード開始が除去され,レコード終了及び区切り文字(水平タブ)が一つのスペースに置き換えられることを意味する。スペース文字の任意の列は,一つのスペースに置き換えられ, 先頭及び末尾のスペースは削除される[8879 7.9.3及び10.1.7]。その結果として,次の例は同じNAME値を指定することになる。
NAME="Uncle Joe"
NAME="
Uncle
Joe
"
JIS X 4156は,HREF値又はID値との一致を決定する場合には,大文字・小文字の区別をしてはならないことを要求する。
REL, REV,
TABINDEX及びTYPE。
ISO-HTML文書の作成者は,NAME属性ではなくID属性を使用することを,JIS X 4156は推奨する。これは,ID値は一意であることをSGML構文解析系が検証できることによる。
備考
この適切な助言にも拘わらず,JJIS X 4156もこの標準情報(TR)も,ターゲットアンカにID属性は使わない。これは,HTML 4.0のためのW3C勧告のこの部分に対する適合性が,現時点では広く使われているブラウザによって異なることによる。
<ADDRESS>[W3C 7.5.6]要素は,文書又は文書の主要部分の作成者又は発信元を示す。JIS X 4156は,一般的なマーク付けのためにこの要素型を使用するのは非推奨とし,<BLOCKQUOTE>[W3C 9.2.2], <BODY>[W3C 7.5.1], <DIV>[W3C 7.5.4], <FIELDSET>[W3C 17.10], <FORM>[W3C 17.3]及び<OBJECT>[W3C 13.3]の各要素の内容の中でだけ出現することを要求する。
<ADDRESS>[W3C 7.5.6]要素は,例えば,クラブのメンバのアドレス一覧などをマーク付けするためには使わないことが望ましい。
ISO-HTMLは,<AREA>[W3C 13.6.1]要素の属性を次に制限する。
CLASS, ID及びTITLE。
DIR及びLANG。
ACCESSKEY。
ALT。
音声に基づくエージェント及びテキストだけのエージェントとの相互運用性をサポートするために意味のあるALT属性を提供することを,文書作成者に強く要請する。テキストの言語及び方向は,親要素によって定義される。
COORDS, HREF, NOHREF, SHAPE及びTABINDEX。
JIS X 4156は,ALT属性に値を与えること,及びHREF又はNOHREFの一方を指定することを要求する。SHAPEがdefaultという値をもつ場合には,COORDSを指定してはならないことも,JIS X 4156は要求する。
ISO-HTMLは,<BLOCKQUOTE>[W3C 9.2.2]要素の内容は,それを囲む引用符なしで指定することと強調することで,HTML 4.0のためのW3C勧告の推奨を強化している。スタイルシートの使用を通して,利用者エージェントが引用符を付加してもよい。
参考 原文書の作成時点では,W3Cの段階スタイルシート(Cascading Style Sheet)のこれを許す版の登場が大いに望まれている。
備考
よく使われているブラウザでは,<BLOCKQUOTE>[W3C 9.2.2]の内容を左右に字下げして表示することが多いことを,文書作成者は認識しており,ブロック引用ではないテキストに対して,このフォーマット化の効果を得るために<BLOCKQUOTE>を間違って使っている。本当のブロック引用は,"といった引用符でマーク付けされていた。W3Cは,HTML 4.0のためのW3C勧告では後方互換性を維持しようとしており,このために引用符の省略を要求できずにいる。ISO-HTMLは,後方互換性はもたなので,引用符の省略を主張できる。
次の例では,European Union Treatyの文章129Cを引用している。そのマーク付けは,次のとおりとなる。
<BLOCKQUOTE
LANG=fr
TITLE="Traité sur l'Union Européenne, Article 129 C.">
<p>
Afin de réaliser les objectifs visés à l'article
129B, la Communauté :
<p>
met en oeuvre toute action qui peut s'avérer nécessaire
pour assurer l'interoperabilité des réseaux, en
particulier dans le domaine de l'harmonisation des
normes techniques ;
</BLOCKQUOTE>
この引用は,<p>開始タグで始まる二つの段落を含んでいる。終了タグ</p>が省略されている点に注意すること。これは,ISO-HTMLのSGMLに基づくマーク付けでは,次のDTDの中で指定される省略タグ最小化[8879 11.2.2]によって許される。
<!ELEMENT P - O (%text;)+ >
"O"は,終了タグを省略してもよいということを示している。XMLのアプリケーションであるXHTMLTMのWorld Wide Web Consortium勧告では,これら終了タグの省略は許されず,二つの終了タグ</p>は提供されなければならない。XMLは,すべてのタグの省略を許さない。
この引用の可能なレンダリングを次に示す。
<< Afin de réaliser les objectifs visés à l'article 129B, la Communauté : met en oeuvre toute action qui peut s'avérer nécessaire pour assurer l'interoperabilité des réseaux, en particulier dans le domaine de l'harmonisation des normes techniques ; >>
SGMLにもISO-HTMLにも,TITLE属性の値を1行に納めるという要件は存在しないが,文書作成者は,1行に納めるほうがよい。これは,よく使われるブラウザがより十分な適合性をもつように移行する間,これらブラウザの使用を容易にすることによる。
開始タグは必須だが,終了タグは省略できる。文書が追加の処理の対象となる場合には,文書作成者は,終了タグを含めるほうがよい。
適合ISO-HTML文書の準備を容易にするために,この標準情報(TR)では,<BODY>[W3C 7.5.1]要素の内容モデルに対して,より厳密な次の定義を与える。
<!ELEMENT BODY - O ((%block;)*,(H1,DIV1)*) +(DEL|INS) >
この内容モデルは,ISO-HTMLの一部ではない<DIV1>要素を使用し,セクションが厳密に連続的な入れ子となることを強制する。準備過程で生成された<DIV1>タグは,文書が厳密な入れ子要件に適合するとおりに妥当性検証された後に削除される。
備考
文書作成者は,<DIV1>タグを文書に置く必要はない。それらタグは,SGML構文解析系によって自動的に導き出される。
JIS X 4156は,<BUTTON>[W3C 17.5]要素が,<A>[W3C 12.2]要素,<BUTTON>[W3C 17.5]要素,<FIELDSET>[W3C 17.10]要素,<FORM>[W3C 17.3]要素,<INPUT>[W3C 17.4]要素,<LABEL>[W3C 17.9.1]要素,<SELECT>[W3C 17.6]要素又は<TEXTAREA>[W3C 17.7]要素を含まないことを要求する。<BUTTON>[W3C 17.5]要素が<IMG>[W3C 13.2]要素を含む場合には,JIS X 4156は,<IMG>[W3C 13.2]要素がISMAP属性及びUSEMAP属性をもたないことを要求する。
<BUTTON>[W3C 17.5]要素の属性は,次に制限される。
CLASS,ID及びTITLE。
DIR及びLANG。
ACCESSKEY及びDISABLED。
NAME。
TYPE属性がsubmitという値をもつ場合には,この属性は必須とする。
TABINDEX。
TYPE。
この属性は,ボタンに関連付けられた振る舞いを指定し,次の値のうちの一つをとる。
TYPE=reset。
<BUTTON>[W3C 17.5]が<FIELDSET>[W3C 17.10]に含まれている場合は,リセット動作は,<FIELDSET>[W3C 17.10]の内容に限定される。
TYPE=submit。
VALUE。
TYPE属性がsubmitという値をもつ場合,この属性は必須とし,ボタンが選択された場合には,返す値を指定する。
ISO-HTMLは,TYPE属性が提供されることを要求し,TYPEがsubmitと指定された場合,NAME属性及びVALUE属性が提供されなければならない。
JIS X 4156は,<COL>[W3C 11.2.4]要素の属性を次に制限する。
JIS X 4156は,<COLGROUP>[W3C 11.2.4]要素の属性を次に制限する。
SPAN属性は,<COLGROUP>[W3C 11.2.4]要素が内容をもたない場合にだけ,使用することが望ましい。
文書ヘッダは,文書の内容よりもむしろ文書に関する情報を提供する。このようなメタ情報は,図書館及び大規模な文書の集まりに基づくアプリケーションにとって,潜在的に非常に重要となる。文書作成者は,アプリケーションの全体的な体系及び設計の一部分として,文書ヘッダに細心の注意を払うことが望ましい。
<HEAD>[W3C 7.4.1]要素の開始タグは,ISO-HTMLでは必須であって,省略してはならない。
スクリプト機能は,十分に安定し成熟しているとはまだ考えられないので,JIS X 4156には含まれていない。したがって,<HEAD>[W3C 7.4.1]要素の内容モデルは,<SCRIPT>[W3C 18.2.1]要素を含まない。
SGMLの用語では,文書インスタンスを含む要素を文書要素[8879 4.99及び7.2]とする。過去の多くのHTML文書は,文書要素タグを省略しており,HTML 4.0のためのW3C勧告は,後方互換性に配慮しているので,文書要素の開始タグ及び終了タグの省略を許している。ISO-HTMLは,後方互換性の要件はもたず,<HTML>[W3C 7.3]要素の開始タグ及び終了タグの両方が存在することを要求する。これらを省略してはならない。
この標準情報(TR)は,妥当性検証を促進する"準備段階のHTML"文書のための規定を提供する。この準備文書は技術的にはISO-HTMLではないので,準備文書の文書要素を<Pre-HTML>に変えて,起る可能性がある混乱を防止している。
ISO-HTMLは,セクションの入れ子に関して非常に厳密な扱いをしている。セクションは,文書の重要な構成ブロックと考えられ,それらの関係の完全性を維持することは,極めて重要と考える。ISO-HTMLは,<H1>[W3C 7.5.5]要素の指定が,文書の第1位セクションの開始を指定し,その第1位セクションのタイトルを含むと考えている。これまで多くの文書作成者が,セクション見出し要素をその見掛けのためにだけ,多くの場合,視覚系ブラウザでのより大きなフォントを与えるものとして,使用してきた。W3Cは,セクション見出し要素の使用方法に関して,次の軽い注意を与えている。
見出しのレベルを跳び越すことは悪い習慣だと考える人もいる。
しかし,後方互換性を大事にするために,任意の順序での見出しを許している。
ISO-HTMLは,<H1>[W3C 7.5.5]要素〜<H6>[W3C 7.5.5] 要素が,順番に深さが増加するセクションを特定すると考え,セクションの包含関係によって形成される木が<H1>[W3C 7.5.5]要素を根とし,いかなる中間レベルも跳び越さないことを要求する。
JIS X 4156は,<H1>[W3C 7.5.5]要素に,<H3>[W3C 7.5.5]要素,<H4>[W3C 7.5.5]要素,<H5>[W3C 7.5.5]要素又は<H6>[W3C 7.5.5]要素が,介在する<H2>[W3C 7.5.5]要素なしに続かないことを要求する。この要件は,DTD中に規定的なテキストとして表現されているが,ISO-HTMLの一部ではない付加的な要素を導入することなしに,DTD内容モデルで指定することはできない。新しい要素の導入を完全に自動的に,すなわちソース文書に出現させることなしに,行うことは可能だが,文書を構文解析し含まれるすべての開始タグ及び終了タグを付けて文書を再生成する一般目的のSGMLツールを使用することは,その"正規化された"文書が妥当なISO-HTMLではないので,問題を生じる。
<H1>[W3C 7.5.5]要素の属性は,次に制限される。
SGML構文解析系がセクションの正しい入れ子構造の妥当性を検証できるようにするために,この標準情報(TR)では,"ほぼISO-HTML"である文書型定義を提供する。この文書型定義は,妥当なISO-HTMLの準備を容易にできるようにするために使用してよい。この"準備段階ISO-HTML"の文書要素は,混乱を避けるために,<HTML>[W3C 7.3]から<Pre-HTML>に変更されている。<Pre-HTML>のDTDは,妥当性検証の処理のために必要な新しい要素を自動的に導入する。後で簡単なプログラムを実行して,望ましくない要素を除去し妥当なISO-HTMLを生成することができる。
ISO-HTML DTDを,Preparationパラメタ実体の使用を通じて,<Pre-HTML> DTDに切り替えてもよい。Preparationが値INCLUDEをもつ場合には,<H1>[W3C 7.5.5]要素の次の代替定義が,見出し及びセクションの正しい入れ子を要求する。
<!ELEMENT H1 - - (%text;)+ > <!ELEMENT DIV1 O O ((%block;)*,(H2,DIV2)*) >
詳細に関しては,SGML技術を参照すること。
<Pre-HTML> DTDの使用を指定するには,ISO-HTML準備段階文書型定義をもつ文書インスタンスを先行させることが望ましい。これには,Preparationパラメタ実体を値INCLUDEに設定する効果がある。
<DIV1>要素〜<DIV6>要素は,DTDの内部だけで使用する要素であって,ISO-HTMLの一部ではない。これらは,ISO-HTML文書にも,関連付けられたスタイルシートにも,出現してはならない。

図2 セクションの連続的な入れ子
ISO-HTMLは,<H2>[W3C 7.5.5]要素が,文書の第2位セクションの開始を指定し,そのセクションのタイトルを含むと考える。
JIS X 4156は,<H2>[W3C 7.5.5]要素に,<H4>[W3C 7.5.5]要素,<H5>[W3C 7.5.5]要素又は<H6>[W3C 7.5.5]要素が,介在する<H3>[W3C 7.5.5]要素なしに続かないことを要求する。<H2>[W3C 7.5.5]要素には,<H1>[W3C 7.5.5]要素が先行しなければならない。
<H2>[W3C 7.5.5]要素の属性は,次に制限される。
ISO-HTMLは,<H3>[W3C 7.5.5]要素が,文書の第3位セクションの開始を指定し,そのセクションのタイトルを含むと考える。
<H3>[W3C 7.5.5]要素には,<H5>[W3C 7.5.5]要素又は<H6>[W3C 7.5.5]要素が,介在する<H4>[W3C 7.5.5]要素なしに続いてはならない。<H3>[W3C 7.5.5]要素には,<H2>[W3C 7.5.5]要素が先行しなければならない。
<H3>[W3C 7.5.5]要素の属性は、次に制限される。
ISO-HTMLは,<H4>[W3C 7.5.5]要素が,文書の第4位セクションの開始を指定し,そのセクションのタイトルを含むと考える。
<H4>[W3C 7.5.5]要素には,<H6>[W3C 7.5.5]要素が,介在する<H5>[W3C 7.5.5]要素なしに続いてはならない。<H4>[W3C 7.5.5]要素には,<H3>[W3C 7.5.5]要素が先行しなければならない。
<H4>[W3C 7.5.5]要素の属性は,次に制限される。
ISO-HTMLは,<H5>[W3C 7.5.5]要素が,文書の第5位セクションの開始を指定し,そのセクションのタイトルを含むと考える。
<H5>[W3C 7.5.5]要素には,<H4>[W3C 7.5.5]要素が先行しなければならない。
<H5>[W3C 7.5.5]要素の属性は,次に制限される。
ISO-HTMLは,<H6>[W3C 7.5.5]要素が,文書の第6位セクションの開始を指定し,そのセクションのタイトルを含むと考える。
<H6>[W3C 7.5.5]要素には,<H5>[W3C 7.5.5]要素が先行しなければならない。
<H6>[W3C 7.5.5]要素の属性は,次に制限される。
<IMG>[W3C 13.2]要素の属性は,次に制限される。
CLASS,ID及びTITLE。
DIR及びLANG。
ALT。
ISMAP。
JIS X 4156は,ISMAP属性が<IMG>[W3C 13.2]要素の中に存在する場合には,<IMG>[W3C 13.2]要素は,HREF属性をもつ<A>[W3C 12.2]要素の中に含まれていなければならないことを要求する。
LONGDESC,SRC及びUSEMAP。
JIS X 4156は,SRC属性及びALT属性の提供を要求する。ISMAP属性及びUSEMAP属性の多くとも一つが提供されればよい。
<INPUT>[W3C 17.4]要素のTYPE属性は,入力フィールドの幾つかの異なる型を区別する。利用可能な属性の集合は,13.18.1〜13.18.8に指定されているとおりのTYPE属性の値に依存する。TYPE属性のデフォルト値は,"text"とする。
属性TYPEの値"button"は,ISO-HTMLでは利用できない。文書の中にボタンに類似した装置を置きたい文書作成者は,<BUTTON>[W3C 17.5]要素を使用することが望ましい。
ISO-HTMLは,<INPUT>[W3C 17.4]要素の属性を,共通属性であるCLASS,ID及びTITLE,国際化属性であるDIR及びLANG,並びにACCEPT,ACCESSKEY,CHECKED,DISABLED,MAXLENGTH,NAME,READONLY,SIZE,TABINDEX,TYPE及びVALUEに限定する。これらの使用は,13.18.1〜13.18.8で指定されるとおりのTYPE属性の値に依存する。
TYPE=checkbox
をもつTYPE=checkbox<INPUT>[W3C 17.4]要素は,論理型の選択を指定する。同じNAME属性値をもつ同じ<FORM>[W3C 17.3]要素の中の<INPUT>[W3C 17.4]要素の集合は,多くのうちからのn個の選択を表現する。
他の属性値は,次のとおりとする。
CLASS,ID及びTITLE。
DIR及びLANG。
ACCESSKEY,CHECKED及びDISABLED。
NAME。
この属性は,必須とする。
TABINDEX。
この値は,非負の整数とする。SGMLの数[8879 9.3]は,文字が数字に制限されている単なるトークンである。14と00014とは,その文字列が同じではないので,同じ数,すなわちトークン,ではない。ISO-HTMLは,プログラム言語の方法によって,先頭のゼロを無視し,数を整数と解釈することを推奨している。
VALUE。
この属性は,必須とする。
TYPE=file
をもつTYPE=file<INPUT>[W3C 17.4]要素は,フォームの内容にファイルを添付する方法を利用者に提供する。<INPUT>[W3C 17.4]は,通常は,<FIELDSET>[W3C 17.10]包含テキスト,及び選択時にファイル名を選択するためにファイルブラウザを呼び出す関連付けられた<BUTTON>[W3C 17.5]の内部で構成される。ファイル名は,テキストフィールドに直接に入力することもできる。詳細は,RFC1867を参照すること。
送るための明示的な許可を利用者がもっていないファイルを利用者エージェントは送らないことが重要である。したがって,ISO-HTMLの解釈エージェントには,提案されるかもしれないデフォルトファイル名を確認することが期待される。ISO-HTMLは,ファイルを指定するフィールドが隠ぺいされないことを要求する。
他の属性値は,次のとおりとする。
CLASS,ID及び TITLE。
DIR及びLANG。
ACCEPT,ACCESSKEY,DISABLED及びMAXLENGTH。
NAME。
この属性は,必須とする。
SIZE及びTABINDEX。
TYPE=hidden
をもつTYPE=hidden<INPUT>[W3C 17.4]要素は,フィールドがレンダリングされないことが望ましいと宣言する。すなわち,利用者から隠ぺいされる。利用者は,フィールドとやり取りしないが,代わりに,VALUE属性が,フィールドの値を指定する。NAME属性及びVALUE属性は必須であって,それらはフォームが実行依頼される時にサーバに返される。
この入力要素は,フォームにおける状態情報を提供するために使用してもよい。
他の属性値は,次のとおりとする。
TYPE=password
をもつTYPE=password<INPUT>[W3C 17.4]要素は,利用者がパスワードを打ち込むことができる単一行テキストフィールドを指定する。利用者が打ち込む場合には,のぞかれることからパスワードを隠すために,文字は,通常`*'として表示する。
アプリケーション設計者は,これは単純なセキュリティ保護でしかないことに注意するほうがよい。パスワードは,ブラウザによって通常の観察者からは隠されるが,それは平文テキストでサーバに送り返され,ネットワークへの低レベルアクセスを用いて誰でも読むことができる。
他の属性値は,次のとおりとする。
CLASS,ID及びTITLE。
DIR及びLANG。
ACCESSKEY,DISABLED及びMAXLENGTH。
NAME。
この属性は,必須とする。
SIZE及びTABINDEX。
TYPE=radio
をもつTYPE=radio<INPUT>[W3C 17.4]要素は,論理型の選択を指定する。同じNAME属性値をもつ一つの<FORM>[W3C 17.3]要素の中の<INPUT>[W3C 17.4]要素の集合は,多くの中からの一つの選択を表現する。
他の属性値は,次のとおりとする。
CLASS,ID及びTITLE。
DIR及びLANG。
ACCESSKEY,CHECKED及びDISABLED。
NAME。
この属性は,必須とする。
TABINDEX。
VALUE。
この属性は,必須とする。
ISO-HTMLは,常に,集合内のラジオボタンのうちの唯一つだけがチェックされることを要求する。ラジオボタンの集合の中のどの<INPUT>[W3C 17.4]要素もCHECKEDを指定していない場合には,最初に,利用者エージェントは,その集合の最初のラジオボタンをチェックされているものとして印を付けておかなければならない。
TYPE=reset
をもつTYPE=reset<INPUT>[W3C 17.4]要素は,利用者エージェントにフォームフィールドを初期状態に再設定するように指示する入力オプションを指定する。このオプションは,普通は,ボタンによって表現される。
この振る舞いは,望ましいとされる<BUTTON>[W3C 17.5]要素によっても提供される。
他の属性値は,次のとおりとする。
TYPE=submit
TYPE=submitをもつ<INPUT>[W3C 17.4]要素は,利用者エージェントにフォームを実行依頼することを指示する入力オプションを表現する。このオプションは,通常はボタンで表現される。
この振る舞いは,望ましいとされる<BUTTON>[W3C 17.5]要素によっても提供される。
他の属性値は,次のとおりとする。
CLASS,ID及びTITLE。
DIR及びLANG。
ACCESSKEYNAME。
VALUE属性が存在する場合には,この属性は,必須とする。
TABINDEX及びVALUE。
TYPE=text
TYPE=textをもつ