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3. ODF(オープン文書フォーマット)
(1) OASISからISO/IEC JTC1へ
ODF (Open Document Format for Office Applications (OpenDocument))は,
- Sun Microsystemsによって2002年5月にOASISに提案され,
- OASISのOpen Document Technical Committee (TC)で審議されて,
- 2005年5月にOASIS規格ODF 1.0として制定された。
- OASISは,これを国際規格にするため,PAS (Publicly Available Specification)のFast-track手続きを用いてISO/IEC JTC1にそれを提出した。
JTC1は,
- ISO/IEC DIS 26300[4]としてそれをJTC1メンバに配布し,
- 2006年5月を期限とするDIS投票を開始するとともに,そのDISの審議をSC34に割当てた。
- 投票の結果,このDISは反対投票なしで承認された。
そのためSC34は,当初計画していた投票結果対処の会議の開催を,JTC1セクレタリアートの助言に従って取消し,OASISのTCによるコメント対処と改訂テキストとをSC34セクレタリアートが各国に送付して,30日デフォルト投票にかけることを,2006年5月の総会で決定した。
デフォルト投票: SC34 N782として8月19日にSC34メンバに配布された。技術的な内容に異論を唱えるためのものではなく,エディタの手続きに文句があるならコメントせよとの要求。
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